9/3(日)樽町地区防災拠点訓練

大規模災害に備えて樽町中学校で開催しました。

今年は杉山神社の例祭日午後3時からの開催となりました。

2時間前から運営委員他、町会・自治会関係者、樽町中学校、港北区役所、水道局やガス業者、消防署、消防団、家庭防災員が準備して各地区から集まる避難住民を受け入れました。

久しぶりに、炊き出し訓練そうめんを茹で、参加者に試食も有り、皆さん、大変美味しく頂いていました。

 

当日参加頂いた港北区役所年金課長 菊地 仁様からコメントを頂きました。

令和5年度樽町地区防災拠点訓練を終えて

 

例年になく厳しい残暑の中での防災拠点訓練となりましたが、運営委員会の皆様、ご協力いただいた関係者の皆様、そして訓練に参加された地域住民の皆様のご尽力により無事終えられたことと思います。大変お疲れ様でした。

全体を通じて、定例会等での周到な準備・計画のもと、運営委員会のメンバーお一人おひとりがそれぞれの役割を遺憾なく発揮され、開会式から閉会式まで滞りなく進められたのを目の当たりにし、樽町地区の皆様の防災意識の高さをひしひしと感じました。

今年は、関東大震災の発災から100という節目の年であり、関東大震災と鶴見川の水害に関する記録映像を放映する企画が実施され、これらの映像を見ながら、自然災害の恐ろしさと普段からの防災への備えの重要性を再認識するきっかけになったと思います。

また、各班において、実際に照明器具や発電機、災害トイレ段ボールベッドなどを使用したり、展示したり、体験したりすることを通じて、実際に災害が発生した時の、より効率的で効果的な拠点の運営につながる気づきを得られたと思います(デジタル移動無線機及び災害トイレ用ポンプの故障も、今回の訓練で判明しました)。

年1回の訓練を実施し、振り返り、地域の皆様で課題を共有し、また来年の訓練に向けて改善していく、こうしたプロセスを繰り返すことで、地域防災力は着実に高まっていきます。樽町地区の防災力が、今後も世代を超えて継承され、向上していくことを信じています。

改めて防災拠点訓練の実施に感謝申し上げます。

 

                     令和5年9月20

 

                     港北区保険年金課長 菊池 仁